2022年1月7日 更新
1月7日に、「全国コロナ感染者6000人超、約3か月半ぶり」「第6波か到来か」と報じられました。これを受け、本校の現状認識と対応は以下の通りであることをご報告します。
これを受け、本校の現状認識と対応は以下の通りであることをご報告します。
(1) 現状認識
(ア) これまでのデータから、感染拡大が始まってから鎮静化するまでの期間は約2か月であることが分かっています。
(イ) 新型コロナウイルスについては、本校は一貫して、「最も注視すべき指標は感染者数ではなく、死者数である」という立場を取っています。生命維持や幸福に直結するのは、「感染するか否か」ではなく「感染後の結果」だからです。熊本県におけるこのウイルスの2022年1月6日までの累積感染者数は14426人、累積死亡者数は136人、死亡率は0.94%です。また、日本においては死亡者の大多数が50歳以上であり、世界的に見てもこのウイルスによる子供の死亡は極めて稀であることが分かっています。
(ウ) オミクロン株の特徴として「爆発的な感染力」が挙げられていますが、このウイルスの他の変異種と比較して極端に毒性が強いという報告は今のところ確認されていません。また、一般論としては、「感染力の強さ」と「毒性の強さ」は反比例関係になる傾向があると言われています。
(エ) 本校は、一貫して、「塾生、とりわけ子供の学習と成長の機会を最大限保障する」ことと「感染拡大防止に努める」ことの両立を最優先しております。
参考:
NHK新型コロナウイルス特設サイト https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/?cid=dchk-commonheader
東洋経済新型コロナウイルス国内感染の状況 https://toyokeizai.net/sp/visual/tko/covid19/
(2) 対応
(ア) 「マスク着用、手指の消毒、検温、換気」などの感染拡大防止策をこれまで通り講じつつ、全クラス通常通りに授業を行います。
(イ) 全面オンライン化の備えは既に済んでおりますが、現時点では移行せず、教室で授業を行います。本校は創立以来「場の力」、すなわち「同じ教室で学び、お互いの存在を肌で感じ、力を合わせ、磨き合う」ことを重んじています。AIの発達によって「人間らしさ」や「人間にしかできないこと」が問われる今だからこそ、可能な限り「場の共有」を図り、他者とのリアルな触れ合いを通して人間的成長を遂げる機会を可能な限り提供すべきであると考えます。
以上、ご理解、ご協力いただければ幸いです。
いつもありがとうございます。
ひなみ塾 塾長 黒川裕一