ひなみ塾

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苦手な子から、あまりかかわりたくないのに話しかけられます。

学校の友達で苦手な子がいます。あまりかかわりたくないのに話しかけられます。どうしたらいいですか?
相談者: 無記名の相談者(小学生)

まずは相手のどこが苦手なのか、一度しっかりと考えてみてください。

「苦手」なものは、誰にでもあります。そして、その多くは、頭でどれだけ考えても乗り越えることが難しいです。


たとえば、人参が苦手な人がいたとしましょう。「人参を嫌いになるぞ!」と決意してそうなったのでしょうか。違いますよね。「気がついたら、苦手だった」というのが本音ではないでしょうか。これは仕方のないことですし、「体にいいから」とそんな人の口に無理やり人参を突っ込むのは果たして良いことでしょうか。たとえ人参が体によいにせよ、付き合っていく努力をするにせよ、時間をかけるしかないのではないでしょうか。


これと同じで、苦手な人がいるのは仕方ありません。無理に仲良くしようとすれば、お互いに辛くなるだけだと思います。だから、無理やり好きになろうとする必要はないと思います。


しかし、相手は仲良くなりたくて話しかけてきているのかもしれません。たとえ苦手であっても、その気持ちを尊重するのはとても大切なことだと思います。


そこで、まずは相手のどこが苦手なのか、一度しっかりと考えてみてください。多くの場合、相手があなたに対してしてきた「何か」が引き金を引いています。それをやめてもらうだけで状況がずっと良くなる可能性があります。この場合、「その人そのもの」が苦手なのではなく「その人のしたこと」が苦手だったということです。これならば、割と短い時間で何とかなります。


しかし、実際には「うまく言えないけれども、やっぱり苦手」ということもあり得ます。その場合は、以下の二つを検討してみてください。


(1)苦手であることは仕方ないので、相手に話しかけられた時だけ答えるようにする。それ以上の無理はしないし、さほど仲良くなれなくても気にしない。相手も自分も責めずに、距離を取るようにする。

(2)「話しかけてくれてありがとう。でも、あなたのことが実は苦手なんです」と正直に伝える。「どこが苦手なの」と聞かれたら、正直に答える。ただし、事実だけを伝えて、相手を感情的に責めないようにする。


そもそも苦手なのですから、どう転んでもそれ「以下」にはなりません。そう考えれば、少しだけ気楽になれませんか?

塾長のプロフィール

ひなみ塾塾長

黒川裕一(くろかわ ゆういち)

1972年生まれ。熊本市出身。

東京大学法学部卒業後、22歳で渡米。インディ系の映画製作に携わりつつ、1997年にコミュニケーション学修士号を取得(映画専攻)。

2003年、世界最大の脚本コンテストであるサンダンス・NHK国際映像作家賞の最優秀作品賞候補にノミネート。アメリカ長期滞在の経験を生かし、語学関連の書籍も多数執筆。(2020年現在22冊)

同時に故郷熊本でも、「自ら気づき、 仲間と学び、社会で動く」ことのできる人財の育成とつながりを目的として活動開始。2004年12月に総合コミュニケーションスクール「ことばの学校」を開校。