ひなみ塾

自分でゴールを決めて、仲間とともに楽しく工夫しながらやり抜き、感動を生む人を育てる私塾

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中学生になって一番難しい勉強は何ですか?

中学生になって一番難しい勉強は何ですか?
相談者: 無記名の相談者(小学生)

人には向き不向きがあります。

こういう質問をするということは、「中学校の勉強は難しい」と、ちょっぴり不安になっているのではないかと思います。


心配はいりません。たしかに、中学校に上がると、小学校のときよりは勉強が少し難しくなります。しかし、たとえば算数を例にとると、中学校で学ぶ数学の半分以上は、小学校の算数を発展させただけで、全く新しいことを学ぶわけではありません。


また、人には向き不向きがあります。苦手な科目の一つや二つ、あるのが当然です。だから、つまずいてもいいのです。転んでもいいのです。ちっとも恥ずかしくなんかありません。


大切なのは、「そのときにどうするか」の方です。分からなくなってしまったときに、そのままにせずに克服すればよいのです。自分一人で苦しむ必要は全くありません。先生でも、親でも、兄弟でも、友達でも、「分からない」と正直に伝えて、力を借りればいいのです。それ自体が、とても素晴らしい勉強だと思います。

塾長のプロフィール

ひなみ塾塾長

黒川裕一(くろかわ ゆういち)

1972年生まれ。熊本市出身。

東京大学法学部卒業後、22歳で渡米。インディ系の映画製作に携わりつつ、1997年にコミュニケーション学修士号を取得(映画専攻)。

2003年、世界最大の脚本コンテストであるサンダンス・NHK国際映像作家賞の最優秀作品賞候補にノミネート。 アメリカ長期滞在の経験を生かし、映画のみならず大学のテキストなど語学関連の書籍も多数執筆。(2022年現在21冊)

2001 年秋、「故郷熊本をもっと元気に」 との願いを込め、 「自ら気づき、 仲間と学び、 社会で動く」 ことのできる人財の育成を目的に活動開始。

2002年には同活動の受け皿として「NPO法人ツムリ30」を設立。英語と映画を教材にした学びの実験室である「電影えいご室」(参加者のべ4000人)などを経て、2004年12月に総合コミュニケーションスクール「ことばの学校」を開校。

限定の講座に、関東、関西地方からの遠距離受講者も多数

。2006年には、「学ぶたのしさ、のびるよろこび、仲間との絆の深まり」を理念とした、「六秒塾」(現「ひなみ塾」)を開講、現在、小学校に入る前から一生学べる全17クラス、280名の塾生を抱え、全てのクラスを自ら教えている。