ひなみ塾

自分でゴールを決めて、仲間とともに楽しく工夫しながらやり抜き、感動を生む人を育てる私塾

MENU

いつも健康でいるにはどうすればいいか、教えてください。

いつも健康でいるにはどうすればいいか、教えてください。
相談者: 無記名の相談者(小学生)

健康長寿の秘訣としてよく言われるのは、適度な運動、食べ過ぎない、笑顔の3つです。

まず、「時々病気するのは良いこと」という考え方があることを紹介しておきます。たとえば、風邪をひいて熱が上がるとそのときは苦しいですが、これによっていわば体内の「大掃除」が行われるともいえるということです。確かに、高熱で苦しんだ後、大量に汗が出てきて、驚くほどすっきりすることがありますよね。「病気になること=悪いこと」と考える必要は必ずしもないということです。


その上で、健康長寿の秘訣としてよく言われるのは、以下の3つです。

(1) 適度な運動


(2) 食べ過ぎない


(3) 笑顔


適度な運動によって筋力や運動能力を維持すれば、姿勢も整ったままでいられ、内臓も含めた全身が若さを保てます。体力があるうちは、気力も簡単には衰えません。


食べ過ぎると、それだけでくたびれますよね。過食は全ての生活習慣病のもとでもあります。ボクは、20時以降は食事をしません。そうすると、翌朝お腹が空いて自然に目が覚めるからです。一日24時間のうち、約半分を「断食」状態にして胃腸を休めるのは疲労回復の観点からも合理的だと思います。


笑顔でいるということは、心に感謝があるということです。険しい顔には、不満が潜んでいます。どちらが心の健康をもたらすかは言うまでもありません。同様の理由から、小さなことをいちいち気にしない「鈍感力」も有効です。敏感に空気を読むことが重んじられる日本社会ですが、だからこそ、ときには敢えて鈍感にもなれるような「バランス感覚」が必要ではないでしょうか。

塾長のプロフィール

ひなみ塾塾長

黒川裕一(くろかわ ゆういち)

1972年生まれ。熊本市出身。

東京大学法学部卒業後、22歳で渡米。インディ系の映画製作に携わりつつ、1997年にコミュニケーション学修士号を取得(映画専攻)。

2003年、世界最大の脚本コンテストであるサンダンス・NHK国際映像作家賞の最優秀作品賞候補にノミネート。 アメリカ長期滞在の経験を生かし、映画のみならず大学のテキストなど語学関連の書籍も多数執筆。(2022年現在21冊)

2001 年秋、「故郷熊本をもっと元気に」 との願いを込め、 「自ら気づき、 仲間と学び、 社会で動く」 ことのできる人財の育成を目的に活動開始。

2002年には同活動の受け皿として「NPO法人ツムリ30」を設立。英語と映画を教材にした学びの実験室である「電影えいご室」(参加者のべ4000人)などを経て、2004年12月に総合コミュニケーションスクール「ことばの学校」を開校。

限定の講座に、関東、関西地方からの遠距離受講者も多数

。2006年には、「学ぶたのしさ、のびるよろこび、仲間との絆の深まり」を理念とした、「六秒塾」(現「ひなみ塾」)を開講、現在、小学校に入る前から一生学べる全17クラス、280名の塾生を抱え、全てのクラスを自ら教えている。