ひなみ塾

自分でゴールを決めて、仲間とともに楽しく工夫しながらやり抜き、感動を生む人を育てる私塾

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授業中に集中力を切らさない方法はありますか。

授業中に集中力を切らさない方法はありますか。
相談者: 無記名の相談者(中学生)

「勉強になることを一つでも探す」と決めて授業を受けましょう。

中学校の標準的な授業時間(50分)で生徒の集中力が切れるのであれば、まずは学校側が努力すべきだと思います。すなわち、生徒が集中力を切らさないような「面白くてためになるカリキュラム」を組み、教師がそれを教室で「形」にするべきだいうことです。


その上で、考えていただきたいのは、「尊敬」とは何かということです。


ボクは、「その人から学ぼうとする」ことだと考えています。


「人生我以外皆我が師也」という言葉があります。どんな人からも、どんなものからも、どんな出来事からも、人は学ぶことができます。学ぼうとする限りにおいて、それらすべての人、もの、ことを尊敬、尊重しているのです。


だから、学ぶ側として、あなたの方から学校の先生方を「尊敬」してみてください。何か一つでも学ぼうとしてみてください。もし万一授業があまりにも下手で、人としても全く尊敬できないように見える人がいたとしても、反面教師として学ぶことはいくらでも見つかるはずです。「学ぶ」と決めれば、必ず学べるのです。


学校卒業までの長い年月で、理想的な先生方ばかりに出会うことは、まずありません。色々な人に出会って当然です。これは自分の力ではどうにもなりません。だから、自分にできることをしましょう。「勉強になることを一つでも探す」と決めて授業を受けましょう。そうすれば、自然に集中力は切れにくくなります。

塾長のプロフィール

ひなみ塾塾長

黒川裕一(くろかわ ゆういち)

1972年生まれ。熊本市出身。

東京大学法学部卒業後、22歳で渡米。インディ系の映画製作に携わりつつ、1997年にコミュニケーション学修士号を取得(映画専攻)。

2003年、世界最大の脚本コンテストであるサンダンス・NHK国際映像作家賞の最優秀作品賞候補にノミネート。 アメリカ長期滞在の経験を生かし、映画のみならず大学のテキストなど語学関連の書籍も多数執筆。(2022年現在21冊)

2001 年秋、「故郷熊本をもっと元気に」 との願いを込め、 「自ら気づき、 仲間と学び、 社会で動く」 ことのできる人財の育成を目的に活動開始。

2002年には同活動の受け皿として「NPO法人ツムリ30」を設立。英語と映画を教材にした学びの実験室である「電影えいご室」(参加者のべ4000人)などを経て、2004年12月に総合コミュニケーションスクール「ことばの学校」を開校。

限定の講座に、関東、関西地方からの遠距離受講者も多数

。2006年には、「学ぶたのしさ、のびるよろこび、仲間との絆の深まり」を理念とした、「六秒塾」(現「ひなみ塾」)を開講、現在、小学校に入る前から一生学べる全17クラス、280名の塾生を抱え、全てのクラスを自ら教えている。