ひなみ塾

自分でゴールを決めて、仲間とともに楽しく工夫しながらやり抜き、感動を生む人を育てる私塾

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今の学歴社会についてどう思いますか?

今の学歴社会についてどう思いますか?

私は、東大だから就職しやすいとか、中卒だから働けないとか、そういうのはおかしいと思います。

ひなみ塾のアドバイザー制度のように完全実力主義にするべきではないでしょうか?

相談者: 無記名の相談者(中学生)

「学歴がものを言う」の正体は、「学歴がある方が、お金が手に入りやすい」ということです。

学歴社会とは、「学歴がものを言う社会」ですよね。

では、「ものを言う」とはどういうことでしょうか? 


私たちは、貨幣経済の社会に生きています。 

貨幣とは、要するに「お金」のことです。 

よって、「学歴がものを言う」の正体は、「学歴がある方が、お金が手に入りやすい」ということです。


事実、出身大学の偏差値と平均年収は比例関係にあるというデータもあります。 

よって、現在の日本社会は、学歴社会であると言えそうです。 


ボクは、それ自体は良いとも悪いとも思っていません。

しかし、それに縛られたくはないと思っています。


第一印象で自分のことを決めつけられて嬉しいですか?

ボクは嬉しくありません。 

だから、人のことを第一印象で決めつけたくありません。


同様に、学歴で自分のことを決めつけられるのも、嬉しくありません。

だから、人のことを学歴で決めつけたくありません。


世の中全体は、そう簡単には変わりません。

でも、自分がされたくないことをしないという選択だったら、すぐにできます。


その結果、自分の生活する世界が少しずつでも着実に変わっていくことは、大いにあり得ます。

塾長のプロフィール

ひなみ塾塾長

黒川裕一(くろかわ ゆういち)

1972年生まれ。熊本市出身。

東京大学法学部卒業後、22歳で渡米。インディ系の映画製作に携わりつつ、1997年にコミュニケーション学修士号を取得(映画専攻)。

2003年、世界最大の脚本コンテストであるサンダンス・NHK国際映像作家賞の最優秀作品賞候補にノミネート。 アメリカ長期滞在の経験を生かし、映画のみならず大学のテキストなど語学関連の書籍も多数執筆。(2022年現在21冊)

2001 年秋、「故郷熊本をもっと元気に」 との願いを込め、 「自ら気づき、 仲間と学び、 社会で動く」 ことのできる人財の育成を目的に活動開始。

2002年には同活動の受け皿として「NPO法人ツムリ30」を設立。英語と映画を教材にした学びの実験室である「電影えいご室」(参加者のべ4000人)などを経て、2004年12月に総合コミュニケーションスクール「ことばの学校」を開校。

限定の講座に、関東、関西地方からの遠距離受講者も多数

。2006年には、「学ぶたのしさ、のびるよろこび、仲間との絆の深まり」を理念とした、「六秒塾」(現「ひなみ塾」)を開講、現在、小学校に入る前から一生学べる全17クラス、280名の塾生を抱え、全てのクラスを自ら教えている。