ひなみ塾

自分でゴールを決めて、仲間とともに楽しく工夫しながらやり抜き、感動を生む人を育てる私塾

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不幸が重なった時、自分でどうすればいいかわからず混乱してマイナス思考になってしまう時があります。どうすればいいですか?

不幸が重なった時、自分でどうすればいいかわからず混乱してマイナス思考になってしまう時があります。どうすればいいですか?
相談者: 東西南北

「全ての事実は中立である」ボクはそう信じています。

「全ての事実は中立である」


ボクはそう信じています。
それをプラスに取ろうとするのも、マイナスに取ってしまうのも、事実だけを直視できない人間の心の弱さの表れではないでしょうか。


だから、それを自覚し、「事実確認」と「改善・解決策の検討」にのみ焦点を当てるようにしています。


 

たとえば、大事なテストを3日後に控えているのに、あなたが風邪をひいてしまったとします。
「ヤバい」とマイナスに感じるかもしれません。
焦るあまり、悪い体調のままで夜遅くまで勉強し、更に体調を悪化させてしまうかもしれません。


しかし、事実は、「今、風邪をひいている」「3日後には大事なテストがある」ということだけです。
「ヤバい」はあなたの心の中にしかありません。


たとえば、この状況で求める結果が「3日後の大事なテストでいい点数を取る」ことだとしましょう。
どのような選択肢があるでしょうか。
本当はできるだけたくさん挙げるのがよいのですが、とりあえず3つほど見てみましょう。


(1)  ともかく少しでも体調を回復させる。

これは割と王道ですよね。
静養第一に、ともかく体調を回復させる。
そうすれば、テスト当日は最悪の体調を避けることが出来るかもしれません。


(2)  体調が悪くてもそれなりの点数を取れるように準備する。

たとえば、勉強の得意な仲の良い友達に事情を話し、ノートをコピーさせてもらうなどしてみてはいかがでしょうか。
日頃頼みづらいようなことも、体調が悪いという口実があるので却って頼みやすいかもしれませんし、これをきっかけにその友達とより仲良くなれるかもしれません。


(3)  テストを別日に受けられるように持っていく。

なかなか思い切った選択ですが、不可能ではありません。
たとえば、医師にきちんと診断書を書いてもらい、とてもテストを受けられるような状態ではないことを客観的に証明してみてはいかがでしょうか。
別日に受けることが出来れば、より長い対策期間を得られるのですから、点数が却って上がるかもしれません。



このように解決策を列挙して一覧してみると、事実のみに張り付く限り状況が決して致命的ではないことは明らかです。
それどころか、問題解決が実に創造的な営みであることも分かるのではないでしょうか。
ボク自身は、映画や授業のコンテンツなどを創作するのが大好きなので、問題解決も大好物です。
だから、一見「困った」ことが起きると、むしろ直感的にワクワクします。

塾長のプロフィール

ひなみ塾塾長

黒川裕一(くろかわ ゆういち)

1972年生まれ。熊本市出身。

東京大学法学部卒業後、22歳で渡米。インディ系の映画製作に携わりつつ、1997年にコミュニケーション学修士号を取得(映画専攻)。

2003年、世界最大の脚本コンテストであるサンダンス・NHK国際映像作家賞の最優秀作品賞候補にノミネート。アメリカ長期滞在の経験を生かし、語学関連の書籍も多数執筆。(2022現在21冊)

2001 年秋、「故郷熊本をもっと元気に」 との願いを込め、 「自ら気づき、 仲間と学び、 社会で動く」 ことのできる人財の育成を目的に活動開始。

2002年には同活動の受け皿として「NPO法人ツムリ30」を設立。英語と映画を教材にした学びの実験室である「電影えいご室」(参加者のべ4000人)などを経て、2004年12月に総合コミュニケーションスクール「ことばの学校」を開校。

限定の講座に、関東、関西地方からの遠距離受講者も多数

。2006年には、「学ぶたのしさ、のびるよろこび、仲間との絆の深まり」を理念とした、「六秒塾」(現「ひなみ塾」)を開講、現在、小学校に入る前から一生学べる全17クラス、280名の塾生を抱え、全てのクラスを自ら教えている。