ひなみ塾

自分でゴールを決めて、仲間とともに楽しく工夫しながらやり抜き、感動を生む人を育てる私塾

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文章力はつけておいた方がいいんですか?

文章力はつけておいた方がいいんですか?
相談者: 山川倖

「書く力」の中でも、特に「分かりやすくまとめる力」をできるだけ早く身につけるようにしてはいかがでしょうか。

「文章力」を「書く力」と言い直し、これを「個性的な表現力」と「分かりやすくまとめる力」の2種類にとりあえず大別します。


 

「個性的な表現力」とは、詩や歌詞に見られるユニークではっとさせられるような言葉遣いのことです。

たとえのうまさはこちらに入ることが多いと思います。

「ただひたすらにサイの角(つの)のように歩みなさい」というお釈迦様の言葉がありますが、「サイのように」ではなく「サイの角のように」だからこそ、考えさせられますよね。

こういう表現力があると、コミュニケーションがとても豊かになります。

しかし、簡単に身につけられるスキルではありませんし、これがなくても日常的なコミュニケーションは問題なく行えますので、後回しにしてよいと考えます。

 


対照的に、「分かりやすくまとめる力」は大人になる前に身につけることを強くお勧めします。

こちらは「結論(主張)とその根拠を抽出する」という原則さえ守れば、誰でもある程度実行できるスキルです。

しかも、2つの大きなメリットがあります。

ひとつは、他者とのコミュニケーションにおいて、相手の言っていることをしっかり理解したり、自分の言いたいことを分かりやすく伝えたりすることが出来るようになるということです。

当然、コミュニケーションは前に進みやすくなりますよね。



そしてもうひとつは、自分との対話も、他者とのコミュニケーションと同様に、前に進めやすくなるということです。

その結果、意思決定がより建設的かつ迅速になり、行動に結びつきやすくなります。

その方が結果につながりやすいのは、言うまでもありません。


 

よって、「書く力」の中でも、特に「分かりやすくまとめる力」をできるだけ早く身につけるようにしてはいかがでしょうか。

そのための方法はいろいろありますが、まずは人の話や読んだ本などについてメモを取って「結論(主張)と根拠」を抽出して一行にまとめる「一行要約」から入るとよいのではないかと思います。

塾長のプロフィール

ひなみ塾塾長

黒川裕一(くろかわ ゆういち)

1972年生まれ。熊本市出身。

東京大学法学部卒業後、22歳で渡米。インディ系の映画製作に携わりつつ、1997年にコミュニケーション学修士号を取得(映画専攻)。

2003年、世界最大の脚本コンテストであるサンダンス・NHK国際映像作家賞の最優秀作品賞候補にノミネート。アメリカ長期滞在の経験を生かし、語学関連の書籍も多数執筆。(2022現在21冊)

2001 年秋、「故郷熊本をもっと元気に」 との願いを込め、 「自ら気づき、 仲間と学び、 社会で動く」 ことのできる人財の育成を目的に活動開始。

2002年には同活動の受け皿として「NPO法人ツムリ30」を設立。英語と映画を教材にした学びの実験室である「電影えいご室」(参加者のべ4000人)などを経て、2004年12月に総合コミュニケーションスクール「ことばの学校」を開校。

限定の講座に、関東、関西地方からの遠距離受講者も多数

。2006年には、「学ぶたのしさ、のびるよろこび、仲間との絆の深まり」を理念とした、「六秒塾」(現「ひなみ塾」)を開講、現在、小学校に入る前から一生学べる全17クラス、280名の塾生を抱え、全てのクラスを自ら教えている。