ひなみ塾

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中学時代に英検取得やホームステイはした方がよいですか。

中学時代に英検取得やホームステイはした方がよいですか。
相談者: 無記名の相談者(中学生保護者)

英語の習得を目指すのであれば、お勧めしません。

英検については、どちらでもよいと思います。英検に限らず、ペーパーテストは「その試験によって計量し、客観的に評価しうるスキルの程度」を計るものでしかありません。だからこそ、ほぼ全ての試験には「対策」があり、上手に対策すれば点数を取ったり、合格したりできるようになっています。したがって、「英検で合格した」ことは「英語でコミュニケーションを取れる」ことを意味するわけではありません。しかし、英語学習に取り組む一つのきっかけとなったり、力試しの場となったりすることはあるでしょうから、受けたければ受ければよいと思います。


ホームステイについては、英語の習得を目指すのであれば、全くお勧めしません。ボク自身の経験と観察によれば、外国語を習得するには、全力で学んでも2年程度かかります。「全力で学ぶ」とは、「一日中勉強する」という意味です。コンピューターはどんなに難しい計算でも瞬時にできますが、いまだに翻訳ソフトには限界があります。それほど言語の習得は難しいのです。


ですから、数週間から数か月のホームステイをしても、英語ができるようには、まず、なりません。ホームステイや語学留学によって英語力が劇的に上がるかのような広告をいたるところで見かけますが、留学経験者の一人としては、誇大宣伝であると言わざるを得ません。それどころか、ほとんどの日本人留学生は英語がさほど上達せず、遅かれ早かれ日本語の通じる日本人同士で固まって傷をなめ合い、時期が来たら帰国していきます。これが、留学の「不都合な真実」です。

塾長のプロフィール

ひなみ塾塾長

黒川裕一(くろかわ ゆういち)

1972年生まれ。熊本市出身。

東京大学法学部卒業後、22歳で渡米。インディ系の映画製作に携わりつつ、1997年にコミュニケーション学修士号を取得(映画専攻)。

2003年、世界最大の脚本コンテストであるサンダンス・NHK国際映像作家賞の最優秀作品賞候補にノミネート。 アメリカ長期滞在の経験を生かし、映画のみならず大学のテキストなど語学関連の書籍も多数執筆。(2022年現在21冊)

2001 年秋、「故郷熊本をもっと元気に」 との願いを込め、 「自ら気づき、 仲間と学び、 社会で動く」 ことのできる人財の育成を目的に活動開始。

2002年には同活動の受け皿として「NPO法人ツムリ30」を設立。英語と映画を教材にした学びの実験室である「電影えいご室」(参加者のべ4000人)などを経て、2004年12月に総合コミュニケーションスクール「ことばの学校」を開校。

限定の講座に、関東、関西地方からの遠距離受講者も多数

。2006年には、「学ぶたのしさ、のびるよろこび、仲間との絆の深まり」を理念とした、「六秒塾」(現「ひなみ塾」)を開講、現在、小学校に入る前から一生学べる全17クラス、280名の塾生を抱え、全てのクラスを自ら教えている。