ひなみ塾

自分でゴールを決めて、仲間とともに楽しく工夫しながらやり抜き、感動を生む人を育てる私塾

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フリースクールについてどう思いますか。

フリースクールについてどう思いますか。

最近、熊本にも学校の代わりに通うことが出来るフリースクールがいくつか出来たようですが、どう思われますか。

相談者: 無記名の相談者(小学生保護者)

慎重に選択するべき。

個人的には、文科省の許認可を受けた学校の方がよいとも、教員免許を持っている先生の方がよいとも思いません。許認可や免許は一定の基準を満たしているという判断の材料にはなりますが、それ以上でも以下でもないからです。ひなみは何一つ許認可を受けてはいませんし、ボクは教育に関する資格を何一つ持っていません。


しかし同時に、文科省の許認可を受けていない学校の方がよいとも、教員免許を持っていない先生の方がよいとも思いません。「フリースクール」という言葉の響きによって、「公教育では実現できない理想の教育がそこにある」と夢想するのは短絡的ではないでしょうか。実際には、法人格を持ちたくても持てないだけかもしれませんし、単なる無資格者の集まりでしかないかもしれません。ふたを開けてみなければ分からないということです。


加えて、データの蓄積という点では、公教育にはかないません。学校によっては百年以上の歴史と伝統があり、それだけのデータも残っています。更に、フリースクールは公教育のように税金が投入されるわけではありませんから、財政的に厳しい運営を迫られるケースが多く、人材やサービスの質の確保が困難になったり、極端な場合は突然休校になったりしてしまうこともあり得ます。これらのしわ寄せは、最終的に全て子供に来ることになります。そこまで考えて慎重に選択するべきではないでしょうか。

塾長のプロフィール

ひなみ塾塾長

黒川裕一(くろかわ ゆういち)

1972年生まれ。熊本市出身。

東京大学法学部卒業後、22歳で渡米。インディ系の映画製作に携わりつつ、1997年にコミュニケーション学修士号を取得(映画専攻)。

2003年、世界最大の脚本コンテストであるサンダンス・NHK国際映像作家賞の最優秀作品賞候補にノミネート。アメリカ長期滞在の経験を生かし、語学関連の書籍も多数執筆。(2022現在21冊)

2001 年秋、「故郷熊本をもっと元気に」 との願いを込め、 「自ら気づき、 仲間と学び、 社会で動く」 ことのできる人財の育成を目的に活動開始。

2002年には同活動の受け皿として「NPO法人ツムリ30」を設立。英語と映画を教材にした学びの実験室である「電影えいご室」(参加者のべ4000人)などを経て、2004年12月に総合コミュニケーションスクール「ことばの学校」を開校。

限定の講座に、関東、関西地方からの遠距離受講者も多数

。2006年には、「学ぶたのしさ、のびるよろこび、仲間との絆の深まり」を理念とした、「六秒塾」(現「ひなみ塾」)を開講、現在、小学校に入る前から一生学べる全17クラス、280名の塾生を抱え、全てのクラスを自ら教えている。