ひなみ塾

自分でゴールを決めて、仲間とともに楽しく工夫しながらやり抜き、感動を生む人を育てる私塾

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どのくらいの経済力を持つのが最も理想的なのでしょうか。

どのくらいの経済力を持つのが最も理想的なのでしょうか。

子供が経済的な強者になることを推奨するのに若干の躊躇があります。どのくらいの経済力を持つのが最も理想的なのでしょうか。

相談者: 無記名の相談者(小学生保護者)

要は、そのひとにとって「十分」に稼げればよいのです。

求める稼ぎは人それぞれでよいと思います。最低限の生活を送れればよい人もいれば、多少の贅沢をしたい人もいるでしょうから。要は「十分」に稼げればよいわけです。


「十分」よりも少し多く、「十二分」に稼げれば理想的です。なぜなら、こうなると、お金のことを心配しなくてよくなるからです。十二分に稼ぐことの最大のメリットは、お金のことを考える時間が劇的に減ることがだと思います。お金は単なる数字です。世の中には、もっと美しいものや楽しいものがいくらでもあります。数字を数えて一生を終えるのはもったいない気がしませんか。


なお、経済的な強者になること自体は善でも悪でもないと思います。それだけの実力を持つことができたのならば、より良いと信じるお金の使い方をすればよいのではないでしょうか。


多くの先人たちが「お金は、稼ぎ方以上に使い方が難しい」「お金の使い方にこそ、その人の本性が表れる」などと言っています。

塾長のプロフィール

ひなみ塾塾長

黒川裕一(くろかわ ゆういち)

1972年生まれ。熊本市出身。

東京大学法学部卒業後、22歳で渡米。インディ系の映画製作に携わりつつ、1997年にコミュニケーション学修士号を取得(映画専攻)。

2003年、世界最大の脚本コンテストであるサンダンス・NHK国際映像作家賞の最優秀作品賞候補にノミネート。 アメリカ長期滞在の経験を生かし、映画のみならず大学のテキストなど語学関連の書籍も多数執筆。(2022年現在21冊)

2001 年秋、「故郷熊本をもっと元気に」 との願いを込め、 「自ら気づき、 仲間と学び、 社会で動く」 ことのできる人財の育成を目的に活動開始。

2002年には同活動の受け皿として「NPO法人ツムリ30」を設立。英語と映画を教材にした学びの実験室である「電影えいご室」(参加者のべ4000人)などを経て、2004年12月に総合コミュニケーションスクール「ことばの学校」を開校。

限定の講座に、関東、関西地方からの遠距離受講者も多数

。2006年には、「学ぶたのしさ、のびるよろこび、仲間との絆の深まり」を理念とした、「六秒塾」(現「ひなみ塾」)を開講、現在、小学校に入る前から一生学べる全17クラス、280名の塾生を抱え、全てのクラスを自ら教えている。