ひなみ塾

自分でゴールを決めて、仲間とともに楽しく工夫しながらやり抜き、感動を生む人を育てる私塾

MENU

高校受験に対して、どのように取り組んだらいいでしょうか。

高校受験に対して、どのように取り組んだらいいでしょうか。
相談者: 無記名の相談者(中学生保護者)

無理のない程度に、毎日コツコツと勉強してください。

ボクは、一貫して、「無理のない程度に、毎日コツコツと勉強してください。受験勉強は特にしないでください。それで合格できる学校に進学してください」とお伝えしています。


日々の学習の習慣は大切です。学んだことを自分一人で再現できるようになること、一日の勉強をその日のうちに完了することなどは、大人になってからも生きる習慣だからです。


また、「できる範囲で頑張り続ける」のもとてもよいことです。継続は力ですから。人生は、全速力で先にテープを切ったものが幸福をつかむゲームではないと思います。できるだけ長期間に渡って充実した時間を積み上げていく方がはるかに幸福へと近づきやすいのではないでしょうか。人生は短距離走ではなく、長距離走であるということです。だから、「短期間だけ無理する」のではなく、「長期間、できる範囲で努力を続ける」わけです。


このようにして「地に足の着いた進学」を実現した場合、受験後に「燃え尽きる」ことはまずありません。実力以上の学校に滑り込んで、ずっと最下位で劣等感に苦しむことも、まずありません。自分らしく伸び伸びと勉強を続けていける可能性が高いのです。


ゴールは高校合格ではありません。その先の大学合格でもありません。人生を通して幸福になることです。

塾長のプロフィール

ひなみ塾塾長

黒川裕一(くろかわ ゆういち)

1972年生まれ。熊本市出身。

東京大学法学部卒業後、22歳で渡米。インディ系の映画製作に携わりつつ、1997年にコミュニケーション学修士号を取得(映画専攻)。

2003年、世界最大の脚本コンテストであるサンダンス・NHK国際映像作家賞の最優秀作品賞候補にノミネート。 アメリカ長期滞在の経験を生かし、映画のみならず大学のテキストなど語学関連の書籍も多数執筆。(2022年現在21冊)

2001 年秋、「故郷熊本をもっと元気に」 との願いを込め、 「自ら気づき、 仲間と学び、 社会で動く」 ことのできる人財の育成を目的に活動開始。

2002年には同活動の受け皿として「NPO法人ツムリ30」を設立。英語と映画を教材にした学びの実験室である「電影えいご室」(参加者のべ4000人)などを経て、2004年12月に総合コミュニケーションスクール「ことばの学校」を開校。

限定の講座に、関東、関西地方からの遠距離受講者も多数

。2006年には、「学ぶたのしさ、のびるよろこび、仲間との絆の深まり」を理念とした、「六秒塾」(現「ひなみ塾」)を開講、現在、小学校に入る前から一生学べる全17クラス、280名の塾生を抱え、全てのクラスを自ら教えている。