ひなみ塾

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新型コロナウイルスによって、今後日本の教育はどう変わっていくでしょうか。

新型コロナウイルスによって、今後日本の教育はどう変わっていくでしょうか。
相談者: 無記名の相談者(小学生保護者)

「教える側と学ぶ側のマッチング」がより最適化していくと考えられます。

新型コロナウイルスの感染拡大防止を目的として、「オンライン授業」が急速に普及しました。その結果、「いい先生を選んで、世界中どこからでも授業を受けられる時代」になりました。よって、実力のある先生は、情報発信を適切に行えば、学校という枠を超えて活躍することが可能になったと言えます。同時に、学ぶ側も自分に合った先生を探して教えを乞うことができるようになったとも言えるでしょう。「教える側と学ぶ側のマッチング」がより最適化していくわけですから、双方にとってプラスになりそうです。


だからこそ、「オンラインでは提供できないリアルな教育現場」を形成できる教育者もまた、ニーズが強まる一方だと思います。言い換えれば、「人間教育を担える教育者」ということです。欲しい情報やスキルをオンライン授業によって存分に手に入れられる時代だからこそ、他方では「オンラインでは手に入らないもの」を求めるようになっていくのではないでしょうか。


すなわち、教える側は、「自分の専門領域における知識や説明のうまさなどで圧倒的に突き抜け、オンラインに進出する人」と「情報やスキルにとどまらない、人間的魅力にあふれた学び舎をつくり、学習者を引き寄せる人」が圧倒的な成功を収めうる一方で、そうでない人たちにとっては厳しい時代になっていくのではないでしょうか。


学ぶ側から見れば、自分に合った良質な学び舎を、リアルとヴァーチャルとを問わず貪欲に探すことによって、より大きな学びと成長を手にできる時代になったと言えます。

塾長のプロフィール

ひなみ塾塾長

黒川裕一(くろかわ ゆういち)

1972年生まれ。熊本市出身。

東京大学法学部卒業後、22歳で渡米。インディ系の映画製作に携わりつつ、1997年にコミュニケーション学修士号を取得(映画専攻)。

2003年、世界最大の脚本コンテストであるサンダンス・NHK国際映像作家賞の最優秀作品賞候補にノミネート。 アメリカ長期滞在の経験を生かし、映画のみならず大学のテキストなど語学関連の書籍も多数執筆。(2022年現在21冊)

2001 年秋、「故郷熊本をもっと元気に」 との願いを込め、 「自ら気づき、 仲間と学び、 社会で動く」 ことのできる人財の育成を目的に活動開始。

2002年には同活動の受け皿として「NPO法人ツムリ30」を設立。英語と映画を教材にした学びの実験室である「電影えいご室」(参加者のべ4000人)などを経て、2004年12月に総合コミュニケーションスクール「ことばの学校」を開校。

限定の講座に、関東、関西地方からの遠距離受講者も多数

。2006年には、「学ぶたのしさ、のびるよろこび、仲間との絆の深まり」を理念とした、「六秒塾」(現「ひなみ塾」)を開講、現在、小学校に入る前から一生学べる全17クラス、280名の塾生を抱え、全てのクラスを自ら教えている。