ひなみ塾

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新型コロナウイルスにばかり注目がいき、その他の子供の事故や自殺等が軽視されているのが気になります。

新型コロナウイルスにばかり注目がいき、その他の子供の事故や自殺等が軽視されているのが気になります。
相談者: 無記名の相談者(中学生保護者)

同感です。

同感です。


新型コロナウイルスを軽視してよいとは言いません。しかし、ある小児科医の言葉を借りれば、このウイルスは「子供にとってはたちの悪いものでもない」そうです。子供の重症化率が高くないのが最も大きな理由で、この医師によれば、「万一子供が感染した場合にコロナよりもはるかに危険なウイルスは数多くある」とのことです。


また、日本国内に限ればこのウイルスによる子供の死亡は確認されておりません。(2020年9月時点)


一方、14歳以下の子供の死因を見ると、「不慮の事故」が292人。更に、10~14歳の年齢層では71人が自殺しています。(2016年データ)


これらを踏まえると、子供の事故や自殺は、新型コロナウイルス以上に対策が望まれる重大な課題であると言えそうですし、コロナはこれらの問題への取り組みを先延ばしにする口実にはならないと考えます。

塾長のプロフィール

ひなみ塾塾長

黒川裕一(くろかわ ゆういち)

1972年生まれ。熊本市出身。

東京大学法学部卒業後、22歳で渡米。インディ系の映画製作に携わりつつ、1997年にコミュニケーション学修士号を取得(映画専攻)。

2003年、世界最大の脚本コンテストであるサンダンス・NHK国際映像作家賞の最優秀作品賞候補にノミネート。 アメリカ長期滞在の経験を生かし、映画のみならず大学のテキストなど語学関連の書籍も多数執筆。(2022年現在21冊)

2001 年秋、「故郷熊本をもっと元気に」 との願いを込め、 「自ら気づき、 仲間と学び、 社会で動く」 ことのできる人財の育成を目的に活動開始。

2002年には同活動の受け皿として「NPO法人ツムリ30」を設立。英語と映画を教材にした学びの実験室である「電影えいご室」(参加者のべ4000人)などを経て、2004年12月に総合コミュニケーションスクール「ことばの学校」を開校。

限定の講座に、関東、関西地方からの遠距離受講者も多数

。2006年には、「学ぶたのしさ、のびるよろこび、仲間との絆の深まり」を理念とした、「六秒塾」(現「ひなみ塾」)を開講、現在、小学校に入る前から一生学べる全17クラス、280名の塾生を抱え、全てのクラスを自ら教えている。