ひなみ塾

自分でゴールを決めて、仲間とともに楽しく工夫しながらやり抜き、感動を生む人を育てる私塾

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頭の中で考えていることを、具体化し、現実化するためにはどのようにしたらよいでしょうか。

頭の中で考えていることを、具体化し、現実化するためにはどのようにしたらよいでしょうか。
相談者: 無記名の相談者

現実から始めず、理想から始めることをお勧めします。

現実から始めず、理想から始めることをお勧めします。何の制限もなく、理想(やりたいこと)を、まずは好き放題、紙に書いてみてください。そして、特に実現したい理想を一つだけ選んでください。二つ以上ではなく、必ず一つに絞り込んでください。一番目だけを残し、残りを全て捨ててしまうということです。この決断自体が、大きな力となります。


あとは、選んだ「理想」と目の前の「現実」をどう橋渡しするかを探っていけばよいのです。コツは、「言語化」と「階段化」です。


話を分かりやすくするために、鉄棒の逆上がりができない子供が、「できるようになりたい」と思っているとしましょう。できるか否かの最も大きな境目はどこにあるでしょうか?足が鉄棒の上を越えられるか否かです。これさえできれば、足の重みで体は自然に回転します。つまり、逆上がりの本質はマット運動の後転であり、鉄棒を握った状態で後転し、足が鉄棒の上を越えさえすれば、必ずできるのです。このように言語化できれば、すべきことのイメージがありありと頭に浮かぶようになるのではないでしょうか。


あとは、できるようになるまでの過程を階段化するだけです。たとえば、まずはマットの上で後転をしてみる。それができたら、マットの上で、鉄棒の代わりになるようなものを握って後転をしてみる。次に鉄棒に移り、補助付きでともかく足が鉄棒を越すようにしてみる。・・・といった具合です。急坂をのぼるのはとても大変ですが、同じ傾斜であっても階段になっていればはるかに容易に上がっていくことができます。それと同じことです。


なお、最初の階段は歩幅を狭くしてください。「できた」を積み重ねてまずは助走をつけ、慣れて来るにしたがってだんだん歩幅を広くしていきましょう。

塾長のプロフィール

ひなみ塾塾長

黒川裕一(くろかわ ゆういち)

1972年生まれ。熊本市出身。

東京大学法学部卒業後、22歳で渡米。インディ系の映画製作に携わりつつ、1997年にコミュニケーション学修士号を取得(映画専攻)。

2003年、世界最大の脚本コンテストであるサンダンス・NHK国際映像作家賞の最優秀作品賞候補にノミネート。アメリカ長期滞在の経験を生かし、語学関連の書籍も多数執筆。(2020年現在22冊)

同時に故郷熊本でも、「自ら気づき、 仲間と学び、社会で動く」ことのできる人財の育成とつながりを目的として活動開始。2004年12月に総合コミュニケーションスクール「ことばの学校」を開校。