ひなみ塾

自分でゴールを決めて、仲間とともに楽しく工夫しながらやり抜き、感動を生む人を育てる私塾

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普通の人でもゾーンに入ることはできますか。

普通の人でもゾーンに入ることはできますか。

スポーツ選手などが「ゾーンに入る」と言いますが、普通の人でもゾーンに入ることはできますか。

相談者: 無記名の相談者

ゾーンは誰でも入れます。

ゾーンは誰でも入れます。たとえば、高速道路で自動車を運転しているときには、脇見ができませんよね。速度によって、視野が狭まった状態です。速度が上がれば上がるほど、視野が狭くなるのは、一度でも高速道路で運転したことがあれば、実感できると思います。


視野が狭まるとは、それだけ集中するということです。他のものが目に入らなくなるわけですから。すなわち、速度を上げれば上げるほど、人は集中力が増すということです。「ゾーンに入る」とは、集中力が非常に高まった状態ですから、そうするためには速度を限界まで上げればよいのです。


まずは30秒でよいので、やると決めたことをともかく全速力でやってみてください。忙しくても、30秒だけは、毎日必ずやってください。そして、やり切った後に頭がぼーっとして、なんとなく気持ちいいのを感じてください。慣れてきたら、少しずつ時間を延ばしてみてください。


人は習慣の生き物であり、一度身につけたことは簡単に再現できるという性質があります。すなわち、上記の「全速力集中」が習慣になればなるほど、ゾーンにすんなりと入ることができるようになっていくということです。だからこそ、短時間でも毎日やることが重要です。


塾長のプロフィール

ひなみ塾塾長

黒川裕一(くろかわ ゆういち)

1972年生まれ。熊本市出身。

東京大学法学部卒業後、22歳で渡米。インディ系の映画製作に携わりつつ、1997年にコミュニケーション学修士号を取得(映画専攻)。

2003年、世界最大の脚本コンテストであるサンダンス・NHK国際映像作家賞の最優秀作品賞候補にノミネート。 アメリカ長期滞在の経験を生かし、映画のみならず大学のテキストなど語学関連の書籍も多数執筆。(2022年現在21冊)

2001 年秋、「故郷熊本をもっと元気に」 との願いを込め、 「自ら気づき、 仲間と学び、 社会で動く」 ことのできる人財の育成を目的に活動開始。

2002年には同活動の受け皿として「NPO法人ツムリ30」を設立。英語と映画を教材にした学びの実験室である「電影えいご室」(参加者のべ4000人)などを経て、2004年12月に総合コミュニケーションスクール「ことばの学校」を開校。

限定の講座に、関東、関西地方からの遠距離受講者も多数

。2006年には、「学ぶたのしさ、のびるよろこび、仲間との絆の深まり」を理念とした、「六秒塾」(現「ひなみ塾」)を開講、現在、小学校に入る前から一生学べる全17クラス、280名の塾生を抱え、全てのクラスを自ら教えている。