ひなみ塾

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将来の夢の決め方を教えてください。

将来の夢の決め方を教えてください。
相談者: 無記名の相談者(中学生)

「夢があるから動き出せる」のではなく、「動き出すから夢が見えて来る」ということです。

決めなくてもよいと思います。


地球上には数えきれない種類の生物がいますが、その中で「夢」について悩むのは、おそらく人間だけです。なぜなら、人間だけが「中途半端」に頭のよい生き物だからです。本能に従って「今ここ」だけを生きているのならば、「将来の夢」など頭に浮かびもしないことでしょう。逆に全てを見通せるほどの知性を備えているのならば、将来のことも全て合理的に判断できるでしょうから、「夢」など持つ必要もないでしょう。すなわち、「夢」を持ったり、「夢」を持つ必要を感じたりするのは、この意味において、極めて人間的であると言えます。


それでも、夢を持つことは、人生を豊かにする有効な手段の一つであると、ボクは考えています。この点については、「夢をかなえるためにはどうすればいいですか」というご質問への回答の中で触れていますので、そちらを読んでみてください。


ここでは、人間の知性が「中途半端」である以上、人間のすることは全て「見切り発車」であるということをお伝えしておきます。どれだけ考え抜こうとも、所詮は人間の「浅知恵」でしかなく、結果は保証されませんから。


だからこそ、積極的に「見切り発車」をしてはいかがでしょうか。動き出せば、必ず物事が起こり始めます。なぜなら、行動は変化をもたらすからです。自分の中にも、まわりの人たちの中にも。


ですから、「嫌じゃないこと」であれば、あれこれ考える前にまずはやってみることをお勧めします。「好きなことをやりなさい」だと、「好きか嫌いか」に悩んで動き出せなくなるかもしれません。それよりも、嫌いじゃなければとにかくやってみる。やってみたら、とにかく続けてみる。そうしているうちに、「これかも」というものがぼちぼちと見えてくる。それを「夢」にすればよいと思います。


「夢があるから動き出せる」のではなく、「動き出すから夢が見えて来る」ということです。

塾長のプロフィール

ひなみ塾塾長

黒川裕一(くろかわ ゆういち)

1972年生まれ。熊本市出身。

東京大学法学部卒業後、22歳で渡米。インディ系の映画製作に携わりつつ、1997年にコミュニケーション学修士号を取得(映画専攻)。

2003年、世界最大の脚本コンテストであるサンダンス・NHK国際映像作家賞の最優秀作品賞候補にノミネート。アメリカ長期滞在の経験を生かし、語学関連の書籍も多数執筆。(2020年現在22冊)

同時に故郷熊本でも、「自ら気づき、 仲間と学び、社会で動く」ことのできる人財の育成とつながりを目的として活動開始。2004年12月に総合コミュニケーションスクール「ことばの学校」を開校。